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レイテンシ値の低い「低レイテンシ」DDR5メモリ 5選

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レイテンシ

レイテンシはデータ転送における指標で、データ伝送を要求してから、実際にデータが届き始めるまでの待ち時間のことです。

一般的にレイテンシが小さければ小さいほど、そのデバイスは高性能で高価であると言われており、レイテンシの程度を「高」「低」で表現し、応答が遅いことを高レイテンシ、応答が早いことを低レイテンシと表します。

高・低という言葉から、高レイテンシの方が良さそうに思えてしまいますが、低レイテンシの方が性能が良いので注意しましょう。

では、どのように高・低を判断するかというと、まず、レイテンシ値を求める必要があります。レイテンシ値を求めるには更に「CASレイテンシ値」という値が必要になってきますので、次にCASレイテンシについて説明します。

CASレイテンシ

CASレイテンシ(CAS latency)はメモリタイミングのことです。

メモリタイミングは、メモリコントローラの要求に対してメモリが応答するまでの速度を示すスペックで、この値が低い程、高性能といえる、メモリを評価する指標になる値です。

パッと来ない方もいるかもしれませんが、メモリスペックなどに必ず記載されている「CL〇〇」という部分のことです。

察しの良い方はお気づきかもしれませんが、CL値が低い=低レイテンシということです。(以下の計算に出てくるクロック信号の周波数の差もあるので、一概には言えませんが)

さて、レイテンシを求めるにはCASレイテンシが必要で、CASレイテンシとは大体何なのか。というのが分かったと思うので、ここからは、レイテンシを求める方法を紹介していきます。

レイテンシを求める方法

CASレイテンシ(CAS latency)から実際の待ち時間(レイテンシ)を求める式は、

レイテンシ=(メモリタイミング(CL) ÷ クロック信号の周波数)× 1000の式で求めることができます。レイテンシは、一般的にナノ秒単位での計算が良いとされています。

式中の「クロック信号の周波数」ですが、これはメモリクロックの2分の1倍速と覚えておけば大丈夫です。

例:DDR5-4800MHzのメモリクロックで動作するメモリのクロック信号は、2400MHz。

それを踏まえて、クールシャルのCT2K32G48C40U5を例に計算すると、

(CL40 ÷ 2,400MHz(DDR5-4800MHz)) × 1000 = 16.66666666666667なので、レイテンシは約16.66nsという結果になります。

このレイテンシが低い値ほど高性能と言われているので、メモリ購入時の参考にしてください。

レイテンシ値の低いDDR5メモリ

DDR5メモリの価格もだいぶ落ち着いてきた昨今、遠くないDDR5メモリへの完全移行の未来に向けて、レイテンシの低い高性能メモリを複数紹介しますので、使用用途、予算に合わせてベストな選択をしましょう。

計算は全て、オーバークロック時の値で行います。

G.Skill F5-5600J2834F16GX2-TZ5RS

DDR5ながらCL28を実現したメモリ。

メモリタイミング:CL28、クロック周波数:2800MHz = 約10ns(レイテンシ)

メモリ容量(1枚あたり)16GB枚数2枚
メモリインターフェイスDIMMメモリ規格DDR5 SDRAM
データ転送速度SPD Speed:4800MT/s
Tested Speed:5600MT/s
モジュール規格PC5-38400(DDR5-4800)
PC5-44800(DDR5-5600)
電圧SPD Voltage:1.1V
Tested Voltage:1.35V
メモリタイミングTested Latency:28-34-34-89
メモリ機能ECC非対応
Reg非対応
XMP 2.0
ヒートシンク機能Mac対応
1GBあたりの価格\671

G.Skill F5-6000J3238G32GX2-TZ5NR

AMD EXPOに対応したDDR5メモリ。

メモリタイミング:CL32、クロック周波数:3000MHz = 約10.66ns(レイテンシ)

メモリ容量(1枚あたり)32GB枚数2枚
メモリインターフェイスDIMMメモリ規格DDR5 SDRAM
データ転送速度SPD Speed:4800MT/s
Tested Speed:6000MT/s
モジュール規格PC5-38400(DDR5-4800)
PC5-48000(DDR5-6000)
電圧SPD Voltage:1.1V
Tested Voltage:1.4V
メモリタイミングTested Latency:32-38-38-96
メモリ機能ECC非対応
Reg非対応
XMP 2.0
ヒートシンク機能Mac対応
1GBあたりの価格\638

G.Skill F5-6000J3636F16GX2-FX5

AMD EXPOに対応したDDR5メモリ。

メモリタイミング:CL36、クロック周波数:3000MHz = 約12ns(レイテンシ)

メモリ容量(1枚あたり)16GB枚数2枚
メモリインターフェイスDIMMメモリ規格DDR5 SDRAM
データ転送速度SPD Speed:4800MT/s
Tested Speed:6000MT/s
モジュール規格PC5-38400(DDR5-4800)
PC5-48000(DDR5-6000)
電圧SPD Voltage:1.1V
Tested Voltage:1.35V
メモリタイミングTested Latency:36-36-36-96
メモリ機能ECC非対応
Reg非対応
XMP 2.0
ヒートシンク機能Mac対応
1GBあたりの価格\562

キングストン KF560C36BBEAK2-32

メモリタイミング:CL36、クロック周波数:3000MHz = 約12ns(レイテンシ)

メモリ容量(1枚あたり)16GB枚数2枚
メモリインターフェイスDIMMメモリ規格DDR5 SDRAM
データ転送速度Default:4800MT/s
XMP:6000MT/s
モジュール規格PC5-38400(DDR5-4800)
PC5-48000(DDR5-6000)
電圧Default:1.1V
XMP Profile:1.35V
メモリタイミングDefault:CL40-39-39
XMP:CL36-38-38
メモリ機能ECC非対応
Reg非対応
XMP 2.0
ヒートシンク機能Mac対応
1GBあたりの価格\806

CORSAIR CMH32GX5M2B6000C40W

メモリタイミング:CL40、クロック周波数:3000MHz = 約13.33ns(レイテンシ)

メモリ容量(1枚あたり)16GB枚数2枚
メモリインターフェイスDIMMメモリ規格DDR5 SDRAM
データ転送速度SPD Speed:4800MHz
Tested Speed:6000MHz
モジュール規格PC5-38400(DDR5-4800)
PC5-48000(DDR5-6000)
電圧SPD Voltage:1.1V
Tested Voltage:1.35V
メモリタイミングSPD Latency:40-40-40-77
Tested Latency:40-40-40-77
メモリ機能XMP 2.0
ヒートシンク機能Mac対応
1GBあたりの価格\624

 

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