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DDR5メモリの増設には最新の注意を間違った増設は故障の可能性も

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パソコンの性能アップとして手軽に行えるメモリ増設ですが、メモリ増設には注意が必要です。

特にRyzen 7000シリーズの登場や、値段が下がって来たことによって手に入れやすくなった「DDR5メモリ」の増設には、注意する点が大きく2点ほどあります。

注意すべき2点を本稿で紹介しますので、DDR5メモリの増設をお考えの方は、ぜひ一度読んでいただき、参考にしていただけると幸いです。

DDR5メモリ増設注意点

DDR5メモリの増設には注意点が2点ほどあります。

1つ目は、電源回路問題

DDR5メモリは、ローカル電圧調整を導入しています。
これにより、DDR5には、DDR4に搭載されていないPMIC(電源管理 IC)チップが搭載される形になっています。

PMIC(電源管理 IC)チップの搭載により、従来、マザーボード側で行われてきた電源管理がメモリ側で行われることとなり、マザーボード設計の複雑さは減りました。

しかし、この変更により問題点が生まれ、その問題点をPCパーツメーカーの「AsRock Japan」の公式Twitter様がお知らせしています。その内容が以下のツイートです。

「AsRock Japan」様では、有益な情報を発信しているYoutubeチャンネルがあるので、登録がまだの方はぜひ登録して有益な情報を手に入れましょう。https://www.youtube.com/@ASRockJapan

DDR5メモリに限らず、同メーカ品・同規格メモリで増設を行う事は、昔から推奨されてきました。

理由としましては、同じDDR規格でも、メーカによる細かな仕様の微妙な違いによる「相性問題」を無くすためです。

従来から潜在している相性問題に加え、DDR5では、電源回路が混ざる危険性が発生。
相性問題だけではなく「故障」の可能性も出てきているので、DDR5メモリの増設には注意してください。

2つ目は、Intel CPU 第12世代Coreである「Alder Lake-S」環境下での増設に関する注意で、Alder Lake-S環境下では、CPUの仕様上「DDR5-4800メモリ」を4枚挿しすると、メモリ周波数が下がり、4800MHz動作ではなく、4000MHz動作になることが判明しています。

せっかく、高クロックのメモリを購入したのにクロックが下がってしまっては元も子もない。

増設においては、 32GB(現状16GB×2枚挿し)状態から、64GBに増設したいと考えた場合、16GB×4枚挿しで64GBを実現させる構成すると、上記のクロックダウンの問題にぶち当たります。

この問題を回避するには、16GB×4枚挿しで64GBにするのではなく、32GB×2枚挿しで64GBを実装すれば回避できます。増設の際は、上記の内容を頭に入れておきましょう。

電源回路・クロックダウン、これら2つの問題点から、DDR5メモリの増設では、「1枚あたりの容量が大きなメモリ」を購入して、今あるメモリの空きスロットに追加で挿すのではなく、新たに容量の大きなメモリで挿し直すということが、おすすめだと言えます。

DDR5メモリの買い時

1枚あたりの容量が大きなDDR5メモリは、正直、これからが買い時だと思われます。

理由としましては、2023年年明けから始まったDDR5メモリの価格下落

特に、32GB×2枚セット販売など、大容量メモリの価格下落が目立っており、一時期はDDR4メモリと1.5~2倍ほど価格差があったDDR5メモリですが、DDR4メモリとの価格差も縮まってきました。

例に挙げる、クールシャル CT2K32G48C40U5は、2020年6月より50%近く値段が下がっています。

PC市場全体を通しても、DDR5メモリへの完全移行は遠くない未来だと思いますので、これからどんどん買いやすい値段になっていくことが見込めます。

Ryzen環境でのDDR5メモリ増設時の注意点

Ryzen 7000シリーズのAM5プラットフォームからやっとDDR5メモリに対応したAMDですが、Ryzen環境下では、上記2つの他に以下の注意点がありますので注意してください。

どうやら7000シリーズ対応の600シリーズのマザーボードでは、1枚あたり16GB以上のメモリの動作が保証されていないようです。

ハードウェアリーカーのMEGAsizeGPU氏によると、ASUS ROG STRIX B650E-FとRyzen5 7600Xの組み合わせで24GBのDDR5メモリ2枚の動作テストを行った所、BIOS上では完全に24GBを2枚認識できたが、OS(Windows)は正常に起動できない結果になったと報告されています。

しかし、24GBや48GBメモリの正常動作を目指すマザーボードメーカーの動きもあります。近いうちに正常に動作するBIOSの乗ったマザーボードが登場することは間違いないでしょう。

2023年5月13日追記

ASRock、Socket AM5マザーボードが最大192GBの大容量メモリに対応しました。

DDR5メモリ対応BIOS「Version 1.24」の提供が開始されていますので、BIOSの更新を行うことで、24GB/48GBメモリに対応し最大192GBまでの増設が可能となりました。

ASRockのAMD X670E/B650E/B650/A620チップセットマザーボードをお使いの方は、更新を忘れずに!

https://www.asrock.com/support/index.jp.asp?cat=BIOS

まとめ

以上がDDR5メモリ増設時の注意点でした。

簡単に行える増設ですが、何も考えずに増設すると予期せぬ不具合で解決に時間が掛かります。注意点を頭の中に入れているだけで、ある程度問題は回避できると思うので、頭に入れて楽しいPCライフを送ってください。

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