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ゲーミングPCに掛かる電気代の目安と実使用量をチェックする方法

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ゲーミングPC電気代アイキャッチ

昨今の物価高、電気・ガス・水道などのライフラインの値上げ。

特に電気代の値上げはエグいぐらい家計にダメージを与えており、寒冷地やオール電化などの家庭は使用電力量が多く、なんと10万円を超えるケースもある模様・・・

値上げは平等に一気に来ますが、それに伴う賃上げは一部優良企業のみで以前のような生活を送るのが厳しい人達が増えてきたのではないでしょうか?

そんな苦しい状況を乗り切るには節約を考えるのが得策だと思われますが、皆さんは何に、どれだけ、電力を使っているか、考えたことありますか?

そこで本稿では、ミドルスペックで500W~600W、ハイスペックで750W~1000Wと、使用電力量の比較的高い「ゲーミングPCにフォーカスを置いて、1日の使用時間、月あたりの使用日数から、ゲーミングPCがどれだけ電気代に影響しているのかを目安程度でお知らせします。

スペック別の電気代、電気代の計算方法を紹介していますので、ぜひ読んでみてください。

電気代の簡単な計算方法

1時間当たりの消費電力(kWh) × 電気料金の目安単価(31円) × 使用時間 = 電気代

で1日あたりの電気代が求められます。

以前は電気料金の目安単価が27円でしたが、値上げにより31円に変更されています。

ゲーミングPCのスペック別料金

ここでは、1日5時間稼働で1か月毎日使用した場合を想定して計算します。

それぞれ、実際に販売されているパソコンをもとに計算していきますので、参考にしてみてください。

1.ミドルスペック 500W ~ 700W

GALLERIA(ガレリア) RM5C-R36T

RM5C-R36TはRTX3060Tiを搭載したミドルスペックのゲーミングPCです。電源は650W電源 (80PLUS BRONZE)を搭載しています。

このスペックのパソコンを計算式に当てはめると、

0.65kW × 31円 × 5時間 × 31日 = 約3,123円

といった結果が出ます。

RTX3060Ti搭載のミドルスペックのゲーミングPCだと、毎日5時間の使用で3000円以上電気代が掛かることがわかりました。

2.ハイスペック 750W ~ 1000W

GALLERIA(ガレリア) XA7C-R48

XA7C-R48はRTX4080を搭載したハイスペックのゲーミングPCです。電源は850W 電源 (80PLUS GOLD)を搭載しています。

このスペックのパソコンを計算式に当てはめると、

0.85kW × 31円 × 5時間 × 31日 = 約4,084円

850W電源のハイスペックPCだと、650W電源のミドルスペックと比べた時、約1000円以上の差額が出ることがわかりました。

これが5時間だから1000円で済むものの、例えば電源つけっぱなしの24時間で計算するとどうなるでしょうか?

650Wだと約15,000円、850Wだと約19,600円という結果になります。

差額にして4,600円と大きな差になりました。

常に最大電力量を使用している訳ではないので、実際には、これだけ電気代が掛かるということはありませんが、結構な差があることが明確になりましたね。

実際の消費電力の調べ方

上記では電源ユニットの最大電力量から電気代を算出しましたが、実際にゲーミングPCで消費されている電力は、電源ユニットの2分の1程度の電力負荷となるように計算されています。

600Wの電源の場合は300W程度と考えて頂ければ問題ありません。

それでも、一般的な事務作業などに使うパソコンが50W~150Wと言われているなか、300Wの電力を必要とするゲーミングPCは結構な電力食いですね。

しかし、ゲーミングPCでもブラウジングしているだけではそこまで電力を使っている訳ではなく、高負荷な作業(ゲーム)をしている時に電力使用量が上がります。

そこで、どんな作業の時、どれだけの電力を使用しているのかを調べたい!っというあなたにおすすめなのが、

ワットチェッカーと呼ばれる、コンセントに挿して使用するタイプの電力チェックができる商品です。

↓ こんな感じのやつ ↓

エルパ (ELPA) エコキーパー

そもそもこのエコキーパーがあれば、計算しなくても積算電気料金を表示してくれる便利な機能が付いているので、電気代が気になる人はこれを買えば解決します。

エコキーパーには最大1500Wまで挿すことができるので、ミドルスペックやハイスペックのゲーミングPCなら余裕があるので、安全に挿すことができます。

ゲーミングPCに限らず、いろんな家電の電力量・料金をチェックできるので、一家に1台欲しいぐらいです。

ゲーミングPCの節約方法

電気代の計算、使用電力量をなどを確認できるワットチェッカーを紹介しましたが、だいたいゲーミングPCにどれだけの電気代が掛かるかわかってきましたね。

さて、目安の電気代が分かったところで、この電気代跳ね上がった現状をどうやって乗り切るか・・・節電しかありませんよね。

では、どのような節電がゲーミングPCに有効なのかを紹介していこうと思います。

長期間使わない場合はシャットダウン

短時間の離席程度なら、電源の入/切よりつけっぱなしかスリープをおすすめしますが、長期間使用しない場合はシャットダウンすることをおすすめします。

それに加え、シャットダウン後は待機電力を意識してコンセントから抜くとなお良いです。

無駄に光る機能を無効にする

ASRockのマザーボード「Steel Legend」とかだと、コンセントに繋いでるだけで勝手に光っているものがあります。

微々たる節電ですが、こういった小さな積み重ねがトータルで大きな節電に繋がります。

短時間の離席はスリープモードで

ゲーミングPCのつけっぱなしは電気代が高くなる一方で、確実に電気代を損していることになります。長時間の離席であればシャットダウンをおすすめしましたが、短時間であれば「スリープモード」を活用しましょう。

スリープモードは低消費電力で待機している状態なので、消費電力を最小限に抑えられます。

起動する際に電力の消費が大きくなってしまいますが、シャットダウンからの立ち上げによる消費電力と比べると、大幅に低いです。

まとめ

以上がゲーミングPCの電気代の計算方法、実際に使用している電力量のチェック、節電方法の紹介でした。

ゲーミングPCは楽しく快適にゲームができる反面、消費電力量も高いので家計に結構負担がかかります。

適度な使用と節電を心掛けて楽しいゲームライフを送りましょう!

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