Ryzen5 5600Xは、AMDから2020年11月に登場したCPUです。
「Zen 3アーキテクチャー」を採用したコストパフォーマンスの高いモデルで、ゲーミング性能が高く、ミドルスペック帯のゲーミングパソコンを組むのであれば、間違いなく選択肢の1つに入ってくるCPUです。
もちろんゲームだけではなく、オフィス作業・動画編集なども快適に行えます。
高価格帯のCPUと比べると性能は劣ってしまいますが、必要にして十分なパワーを誇っているCPUと言えるでしょう。
Ryzen5 5600X購入時の注意点
Ryzen5 5600Xを購入する時の注意点ですが、5600Xはオンボードグラフィック機能非搭載です。
画面に映像を出力する為には、必ずグラフィックボードの購入が必要になってきます。注意してください。
また、5600Xはゲーミング性能が高いので、「GTX 1660 Super」レベルのグラフィックボードだと、GPU起因のボトルネックが発生します。できれば「RTX 3060」レベルのグラフィックボードと組み合わせてあげるのが望ましいです。
ボトルネックってなに?ボトルネックチェッカーの使い方と注意点紹介
ボトルネックチェッカーは、CPUとGPUの組み合わせで効率の低下を引き起こしているパーツを特定するツールです。本記事では、ボトルネックチェッカーの使い方と注意点について解説します。ボトルネックを特定した後には、CPUやGPUのアップグレードなどの対策を講じることで、システムの改善が期待できるのでおすすめです。
ボトルネックについてや、CPUとGPUのボトルネックの調べ方は上記の記事で説明していますので、参考にしてみてください。
Ryzen5 5600Xを推す理由
なぜ、「Zen4」になった7000シリーズが出た今、「Zen3」のRyzen5 5600Xを推すのか。
理由は簡単、価格が安くなっているからです。
発売時は約40,000円という価格設定だった5600Xですが、2023年現在、約20,000円という価格で販売されています。
以下のスペックで、約20,000円というのは正直破格だと思っています。
プロセッサ名 | Ryzen5 5600X |
ソケット形状 | Socket AM4 |
TDP | 65 W |
最大動作クロック周波数 | 4.6 GHz |
マルチスレッド | 〇 |
二次キャッシュ | 3MB |
世代 | 第4世代 |
コア数 | 6コア |
クロック周波数 | 3.7GHz |
スレッド数 | 12 |
三次キャッシュ | 32 MB |
グラフィックス | ✕ |
最大温度 | 95℃ |
「あまり初期費用を掛けず、様々なゲームを楽しみたいユーザー」にとって向いているCPUだと思います。
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