本稿は、とあるシリーズ最新作「とある科学の心理掌握」を読んだ感想記事です。
ネタバレ等、苦手な方はブラウザバックを推奨します。
とある科学の心理掌握
とある科学の心理掌握は、原作「鎌池和馬先生」、漫画「乃木康仁先生」、キャラクターデザイン「はいむらきよたか先生」で描かれる、学園都市第5位「食蜂操祈」が主人公のスピンオフ作品。
とあるシリーズは「禁書目録」から始まり、「超電磁砲(レールガン = 御坂美琴)」、「一方通行(アクセラレータ = 一方通行)」、「未元物質(ダークマター = 垣根提督)」、「アストラル・バディ(帆風潤子)」と発売されてきましたが、
待望の、常盤台中学最大派閥を率いる女王、食蜂操祈が満を持して主人公で登場!
食蜂操祈
本作品の主人公「食蜂操祈」は学園都市230万人の頂点、7人のLEVEL5の第5位。
精神系能力者の頂点「心理掌握(メンタルアウト)」の使い手。
中学生離れしたナイスバディな持ち主で、極度の運動音痴。
アニメ、とある科学の超電磁砲Tで「木原幻生」の元に向かう時、御坂さんが早すぎて追いつけない食蜂、いや御坂にとっては食蜂に裏切られた!?と感じられるシーンは最高でした。
御坂さんとは犬猿の関係性みたいな感じですが、やーやー言い合ってる姿は可愛いし、なんだかんだ協力しあってるから尊い。
ちなみに食蜂さんは常盤台中学最大派閥を率いているため、派閥メンバーには女王と呼ばれています。
単行本の外観
こちらが、購入した単行本1巻と2巻。
いやー食蜂さん、ほんとにある部分の発育良すぎます(何処とは言いませんが)
帯に「真打ちは遅れて登場するものよぉ?」とあるように、食蜂さんの言葉使いって結構独特で癖になります「~力」とか、「~だゾ☆」という語尾が多い印象。
ちなみに単行本はWEBコミックで配信されている話がまとまっただけではなく、加筆があるので、ファンならゲットすべきですね!
あらすじ
常盤台中学では、生徒会長選が始まろうとしている。
そんな状況化で、現生徒会副会長の雅王院司(がおういんつかさ)に派閥メンバーとのお茶の時間(アフタヌーンティー)を邪魔された食蜂操祈。
ティータイムを邪魔された食蜂は雅王院に食いかかり・・言い合いの末、生徒会長選に出馬することになった食蜂操祈。
しかし、この出馬がトリガーとなり、他の立候補者から狙われる立場になった食蜂は、常盤台中学を舞台とした能力・頭脳戦バトルの渦中に・・・
感想
禁書目録の魔術や、一方通行の絶対的能力的なインフレ能力が少なく、頭脳を使った能力バトル展開で読んでいて熱くなりました。
ギャグ要素や、キャラクター同士の絡み合いの尊さやファンしてはたまらない要素がたっぷり。特に食蜂と雅王院の絡みが筆者的にはたまりません。
遺産(レリック)なる存在も登場していて、現状何なのかは明かされていません。徐々に明かされていくのでしょうが、考察大好きな人も楽しめる漫画だと思います。
また、本作品を通じて、食蜂操祈の評価が筆者の中で180度変わりました。
アニメから「とある」の世界に入った私にとって、正直いい印象が無かった食蜂操祈。
能力任せのいけ好かないやつ。って印象が強かったのですが、心理掌握を読んで、能力だけじゃない人としての優しさや、食蜂派閥の絆を感じることができ、評価が爆上がりしました。
この点、このスピンオフ作品に出会えてよかったです。こうやってどんどん見方が変わってくるのがいいところですよね。外伝やスピンオフ作品って。
とある科学の心理掌握が無料で読める場所
コミックNewtypeで読むことができます。
だいたい、月末の火曜日に最新話が更新されるのでチェックしましょう!
まとめ
以上、とある科学の心理掌握の単行本を読んだ感想でした。
とあるシリーズの継続のため、ぜひ購入して手に取って読んでほしいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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